「ちゃんと揃っているのに、なんだか味気ない」
部屋を見渡して、そんなふうに感じたことはありませんか?
無印良品やニトリ、IKEA。どれも機能的で、コスパも高い優秀な家具です。
でもある日ふと、「どこかで見たことある部屋」になっている自分の空間に、物足りなさを覚える瞬間が訪れます。
そんなときにこそ、中古家具という選択肢がぴったりです。
中古家具で“自分らしい部屋”をつくるコツ
自分らしい空間をつくりたい。そう思って家具を探し始めると、つい「統一感」を意識しすぎてしまいます。
ウッド調で揃えよう。モノトーンにしよう。ミッドセンチュリー風にしよう。
でも本当に“自分らしい”空間は、そういったラベリングの先にあるものです。
一つひとつ「これが好き」と思える家具を選んでいくと、不思議と部屋に「自分の空気」が生まれます。中古家具は、そのプロセスを後押ししてくれる存在です。
中古家具には“出会い”がある。量販店との違いとは?
中古家具は、基本的に一点ものです。
同じものをもう一度手に入れることは難しいですが、それこそが魅力のひとつです。
たとえば、「このテーブル、実家の雰囲気に似ているな」と思ったり、
「この椅子、昔見た映画に出てきた気がする」と感じたり。
そんな偶然の出会いが、部屋にストーリーを与えてくれます。
家具が語りかけてくるような感覚は、量販店ではなかなか得られません。
家具に統一感がなくても、おしゃれに見える理由
すべての家具を同じブランド、同じシリーズで揃えた部屋は、整っています。
けれども、どこか緊張感がある。まるで展示スペースのようで、暮らしの体温を感じにくいこともあります。
そこに、ひとつだけ「時間の経った家具」や「風合いの違う木の椅子」を混ぜてみてください。
不思議と空間に深みが生まれます。
人間の暮らしはそもそも“ちぐはぐ”です。それを受け入れてくれるのが、中古家具の包容力です。
中古家具は高い?意外と知らない価格の話
「中古家具=アンティーク=高い」と思っていませんか?
たしかに一部の名作家具やビンテージ品には高値がつきますが、すべてがそうではありません。
むしろ新品のブランド家具よりも、手の届きやすい価格で本物の素材・丁寧な作りに出会えることも少なくありません。
たとえば、無垢材を使った小ぶりなサイドテーブル、真鍮パーツが美しいチェアなど。
どれも量販店の家具とは一線を画す味わいがあります。
中古家具を選ぶ時間が楽しい理由
量販家具は、選びやすい。ネットでも、実店舗でも、すぐに手に入ります。
一方で、中古家具は「探す時間」が必要です。欲しいタイミングで、欲しいものが必ず見つかるとは限りません。
でもその“時間”こそが、贅沢なのです。
たった一脚の椅子を選ぶのに1週間かける。そのプロセスは、自分の暮らしを見つめ直す時間にもなります。
初心者におすすめの中古家具アイテム3選
部屋全部を中古家具に入れ替える必要はありません。まずは一つだけ取り入れてみてください。
スツールやテーブルランプ、壁掛け時計など、小さなアイテムでも空気は変わります。
それがひとつあるだけで、他の家具も違って見えてくるはずです。
「なんかいいね」と言われる空間には、“意図しない余白”がある。中古家具は、それをつくるパーツになります。
まとめ|“無印では満足できない人”が選ぶ家具とは
無印やニトリの家具を否定する必要はありません。むしろ、それらと中古家具を組み合わせることで、部屋はもっと自由になります。
完璧じゃなくてもいい。
“ちょっとズレてる”からこそ、心がほっとする。
そんな空間をつくるために、まずは中古家具を一つ、手に取ってみてください。
あなたの暮らしに、新しいリズムが生まれるはずです。
当店では、ヨーロッパ各国を中心に、センスある一点ものの中古家具を揃えています。
自分らしい部屋をつくるヒントを探している方に、ぜひ見ていただきたいラインナップです。